縮毛矯正と髪質改善トリートメントの違い、髪質改善トリートメントではクセは伸びない？

2025/03/27

カットトリートメント縮毛矯正

こんにちは！　Re:more　hair＆spaです。

今流行りの髪質改善トリートメント。

InstagramなどのSNSでツヤツヤの髪を投稿している美容師さんをたくさん見ませんか？？

ツヤツヤのストレート
癖の無い髪
広がりを抑えた劇的なビフォーアフター
そんな投稿を見ていると、私もこうなりたいと思うのは当たり前ですよね。

そういうわけで、、、
今回は髪質改善トリートメントと縮毛矯正は何が違うのか？

そんな疑問にお答えします！

髪質改善トリートメントとは
髪質改善トリートメントの正式な名称［酸熱トリートメント］という酸性の成分を使ったものです。グリオキシル酸やフルボ酸などの酸性成分を毛髪内のアミノ基と反応させ新たに架橋結合を作り、癖や広がりを抑えてくれます。

どんな原理かと言うと、、、
従来のトリートメントは紫外線や熱、カラーなどから髪がダメージを受け、ダメージホールと言う穴のようなボコボコができます。
そこに栄養を入れて修復したり、表面をコーティングして擬似キューティクルを作ります。

髪質改善は、、
従来のトリートメントのように栄養を入れるというよりは様々なダメージを受け、楕円形になった髪の毛を健康な髪のようなまん丸に形成し直すのが髪質改善トリートメントです。

髪質改善トリートメントのメリット、デメリット
髪質改善トリートメントのメリットは？

・湿気の影響を受けづらくしてくれる。
・アルカリなどの薬剤で硬化してしまった髪も柔らかいサラサラな髪質にしてくれる。
・効果の持続が従来のトリートメントよりも良い。
・多少の癖なら伸びる。

髪質改善トリートメントのデメリットは？

・パーマをかけている方はパーマが弱くなる場合がある。
・パーマとの同時施術はおすすめしない。
・強い癖は伸びない。
・必ずしもダメージしないわけではない。

縮毛矯正とは
縮毛矯正とはくせ毛や広がりのあるの髪の毛を直毛にする施術です。
1剤のアルカリ剤を用いて髪の毛を構築する組織を分解する働きがあり、これを施すことで髪の毛を軟化させそれを2剤の酸化剤を用いてまっすぐな髪をキープさせます。

そして、一度縮毛矯正を施すと矯正した箇所の髪の毛は半永久的に直毛になるので、ストレートヘアが長期間保ちやすいのも特徴です。

縮毛矯正のメリット、デメリット
縮毛矯正のメリット
・髪の毛のクセを伸ばせる。
・縮毛矯正をかけ髪は半永久的に直毛になる。
・広がりやうねりなど髪の質感を変えられる。
・短期間で掛け直す必要がない。

縮毛矯正のデメリット
・髪の毛にダメージがかかりやすい
・薬剤選定が難しいため、美容師の経験値が必要。
・美容室の中でも高額なメニュー。
・滞在時間が長くなりやすい。

髪質改善トリートメントと縮毛矯正の違い
縮毛矯正と髪質改善トリートメントの大きな違いは、使用される薬剤の違いです。縮毛矯正では多くの場合がアルカリ性の薬剤、髪質改善トリートメントでは強酸性の薬剤を使用する事です。

また、両方とも工程の一つでアイロンを使用しますが
縮毛矯正ではアルカリ剤を流した後にアイロンをし、その後に酸化剤をつけ流して終了ですが、
髪質改善トリートメントでは施術の最後に仕上げのアイロンをして終了です。
↑これがInstagramなどでツヤツヤの写真が多い理由です。

〜まとめ〜どちらが向いているか？
端的に言うと
髪質改善トリートメントが向いている人
・うねりはないけど髪のダメージや広がりが気になる。
・癖は落ちなくてもいい。
・髪の毛を健康的な状態にしたい。

縮毛矯正が向いている人
・とにかく癖を落としたい。
・広がりやつむじ割れ、浮きグセをを無くしたい。
・ストレートヘアになりたい。

髪質改善トリートメントと、縮毛矯正でどちらが自分に合っているのか。

髪質改善トリートメントも、縮毛矯正も、皆様の理想の髪質に仕上げてくれるものです。

分からないことやお悩みのある方は是非Re:more hair&spaへご相談ください！